入管法改正案は、6月9日、参議院本会議で成立しました。
改正入管法(内閣提出案)の内容は、出入国在留管理庁のホームページに掲載されていますが、
①戦争避難民など保護すべき者を確実に保護すること、
②送還忌避問題の解決を図ること、
③収容を巡る諸問題の解決を図ることを目指した改正とされています。
また、衆議院では、難民認定時の配慮、難民調査官の育成・研修、監理措置や仮放免制度における人権への配慮について法案の修正も行われています。
法案に対しては、衆議院や参議院で賛成の立場、反対の立場から討議がなされてきましたが、賛成多数で可決されました。