新型コロナ感染拡大で縮小した転職市場は活気を取り戻しつつある。
人材大手のパーソルキャリア(東京・千代田)が算出する「転職求人倍率」は、2020年7~9月を底に回復基調だ。
これは「転職希望者数」に対し、「求人の採用予定人数」が何倍あるかを表した指標で、
高いほど「転職しやすい環境」と見ることができる。
20年夏までは採用を控える企業が多く1.61倍の水準にまで落ち込んだが、
足元では業績回復などを背景に人材不足が加速。21年7月には2.15倍まで戻している。
収入アップ転職を狙うなら「企業のDX戦略に貢献できるスキルを意識的に磨くことも有効」と
話されている。
「コロナで変わる転職市場 収入アップのポイントは」(日本経済新聞より)(2021年10月29日 )