INFORMATION | 転職・就職・アルバイト、安心・安定の雇用創出、女性活躍推進アジアンブリッジ

INFORMATION

2023.1.16 INFORMATION

【雇用統計】

■1 有効求人倍率は1.35倍、失業率は2.6%/厚労省・総務省

厚生労働省は、11月29日、10月のハローワークにおける求人・求職状況を公表しました。これによりますと、有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍で前月比0.01ポイント上昇、新規求人倍率(季節調整値)は2.33倍で前月比0.06ポイント上昇となりました。

また、総務省も、同日、「労働力調査」(基本集計・速報)の10月分を公表しましたが、完全失業率(季節調整値)は2.6%で前月と同率となりました。

■2 パート・有期労働者の待遇の見直し進む/厚労省

厚生労働省は、11月25日、令和3年「パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査」の結果を取りまとめ、公表しました。これによりますと、パート・有期労働法による同一労働同一賃金への対応状況について、同法の改正法が施行された令和2年4月(中小企業は令和3年4月)以降にパート・有期労働者と正社員の間の「不合理な待遇差の禁止」の規定に対応した企業の割合は 28.5%であり、「待遇差はない」という企業の28.2%と合わせて6割近くとなっています。また、「待遇の見直しを行った」企業について、見直した待遇の内容は「基本給」が 45.1%と最も高く、次いで「有給の休暇制度」が 35.3%となっています。

■3 高校新卒者の就職内定率は0.4ポイント上昇/厚労省調査

厚生労働省は、11月11日、2022年度「高校・中学新卒者の求人・求職・就職内定状況」(2022年9月末現在)を公表しました。2023年3月高校新卒者の就職内定率は62.4%(前年同期比0.4ポイント増)で、求人数は約42万5,000人(同15.4%の増)、求人倍率は3.29倍(同0.63ポイントの上昇)となっています。

■4 大学生の就職内定率は2.9ポイント上昇/厚労省・文科省

厚生労働省と文部科学省は、11月18日、2023年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(10月1日現在)を公表しました。大学(学部)の就職内定率は74.1%(前年同期比2.9ポイント上昇)、短期大学は45.9%(同12.4ポイント上昇)。大学の文系・理系別では、文系は73.5%(同2.7ポイント上昇)、理系は76.6%(同4.0ポイント上昇)となりました。

■5 大学生のインターンシップ参加率は4.7%上昇/民間調査

(株)マイナビは、11月15日、2024年卒を対象とした「大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」結果を発表しました。10月時点でこれまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した者の割合は82.7%(前年比4.7ポイント増)でした。インターンシップ等の情報収集にSNSを使っている割合は67.2%(同4.5ポイント増)でした。