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2022.7.12 INFORMATION

大卒就職者の入社時トラブルを調査/連合

日本労働組合総連合会(略称:連合)は、4月28日、新卒採用における「入社前後のトラブルに関する調査2022」を実施し、結果を公表しました。調査は2月28日~3月2日に、大学卒業後に新卒で正社員として就職した全国の入社2年目~5年目の男女1,000名に対して行われました。主な結果は、次のとおりです。

 

(1)オワハラ(学生の就職活動の終了を強要するようなハラスメント的行為)

就職活動の中で経験したことについての質問に対し、「内定時に、その企業に就職するという誓約書の提出を求められた」「内定を伝えられたあとで、他社の選考を辞退するように求められた」「他社の選考を辞退するなら内定を出すといわれた」のいずれかを選んだ人の割合を「オワハラを受けた人の割合」とすると、14.5%がオワハラを受けていた。

 

(2)内定者インターンシップやアルバイト

内定者インターンシップやアルバイトに参加した人に、その位置づけを聞いたところ、「必ず参加することが求められ、ほとんどの内定者が参加した」が 29.9%、「参加を強く求められ、ほとんどの内定者が参加した」が 17.0%、合わせて 46.9%であった。

 

(3)労働条件明示

卒業後に最初に就職した会社で、入社時に、賃金などの労働条件を明示されたか聞いたところ、「書面で渡された」は 59.9%、「社内イントラネットなどに掲示されているので自分で確認するように指示された」は 6.0%となった。また、「見せられただけで渡されず回収された」は 3.4%、「口頭で説明された」は 5.4%、「書面の明示がないだけでなく、なにも説明はなかった」は 2.8%であった。