INFORMATION | 転職・就職・アルバイト、安心・安定の雇用創出、女性活躍推進アジアンブリッジ

INFORMATION

2022.4.8 INFORMATION

職種別にみたテレワーク実施率 

(株)パーソル総合研究所は、3月1日、新型コロナ感染症の第6波感染拡大下におけるテレワークの実態調査結果を公表しました(実施時期2022年2月4日~2月7日)。

同調査は、規模において2万人と大規模であり、今回が6回目と継続的に実施されています。

結果の概要は次のとおりですが、ここでは職種別の状況をすこし詳しく見てみることにします。

 

〔結果の概要〕

 

1.全体

感染が急拡大していた2022年2月4日~7日時点でのテレワーク実施率は、正規雇用社員(以下正社員)で28.5%。昨年夏の第5波の27.5%からほぼ横ばい(+1.0ポイント)であった。また、契約社員・嘱託社員は16.9%、派遣社員は22.5%、パート・アルバイトは6.3%。公務員・団体職員は11.8%であった。

 

2.企業規模別

企業規模別の実施率に大きな格差があり、10~100人未満で15.4 %、100~1000人未満で26.1%、1000~10000人未満で39.9%、1万人以上で46.9%であった。

 

3.業種別

業種別の実施率は、高い方では、情報通信業が最上位で63.0%、学術研究・専門技術サービス業が43.8%と続いた。低い方では、医療・介護・福祉業は7.0%、宿泊・飲食サービス業は10.2%などとなった。

 

4.職種別

職種別には多くの職種が挙げられているので、まとめると以下のようになった。

 

【70%台】Webクリエイティブ職(Webデザイナー、プランナーなど)

 

【60%台】IT系技術職、企画・マーケティング

 

【50%台】経営企画、広報・宣伝・編集、コンサルタント、商品開発・研究

 

【40%台】営業推進・営業企画、営業職(法人向け営業)

 

【30%台】総務・人事、資材・購買、財務・会計・経理・法務、クリエイティブ職(デザイン・ディレクターなど)

 

【20%台】営業職(個人向け営業)、営業事務・営業アシスタント、顧客サービス・サポート、事務・アシスタント、建築・土木系技術職(施工管理・設計系)、生産技術・生産管理・品質管理

 

【10%台】受付・秘書、教育関連

 

【5~10%未満】接客・サービス系職種、販売職(販売店員、レジなど)、警備・清掃・ビル管理、医療系専門職、配送・倉庫管理・物流

 

【5%未満】製造(組立・加工)、軽作業(梱包・検品・仕分/搬出・搬入など)、福祉系専門職(介護士・ヘルパーなど)、理美容師 (スタイリスト・ネイリスト・エステティシャンなど含む)、ドライバー、幼稚園教諭・保育士